5日ほど前、顔面打撲しました。
ホテルの大浴場で、のぼせておでこを強打。
10センチ以上のタンコブができました。
痛い。。。。
痛い以上に、頭に中が大丈夫かとても不安になりました。
翌日病院へ行き、CTで確認したところ問題はないと。
ほっとしたのもつかの間、その夜、タンコブは、さらに大きくなり。。。
翌日には、目の周りまで腫れて、青くなり、ホラー映画のような顔に!?
酷い。。。。
こんな経験は初めてだったので、ひどく動揺し、落ち込みました。
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自分を大切に
この経験を通じて、私自身は、様々な想いを巡らせることになりました。
もっと注意深くしなければ
もっと自分の体調に気をつけなければ
もっと素直に行動しなければ
もっと直感を信じなければ
もっと思いやりをもたなければ
そう、人にも、自分にも。。。
常日頃、自分の痛みを軽視しがちだということも。
事をあらだてるのが大嫌い。
自分が我慢して収まるのであれば。。。
いえいえ、そもそも、私がいけないのかも。。
と、自分に気持ちに蓋をすることが多かったように思います。
自分の気持ちを、押さえ続けていると、どこかでひずみが出てくる。
それは、誰にとってもプラスにならないのだと。
自分を大切に。
あなたは意識していますか。
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人の痛みを感じる力
自分の痛みに敏感に。
蓋をしないことは大切だと思います。
では、人の痛みはでうでしょうか。
今、口にした一言で、お相手がどのように感じるか。
今の態度で、お相手がどのように感じるか。
それを常に意識しているでしょうか。
表情、言葉遣い、視線、しぐさ。。。。
それは、対面のコミュニケーションや、オンラインでの会話にとどまりません。
メールやSNSでのやりとりでも。
あなたの、その言葉。
その語尾。
お相手は、どう感じるでしょうか。
どのようなインパクトを与えたいと思っていますか。
自分の正しさを認めさせたい。
自分が上に立ちたい。
相手の非を認めさせたい。
もし、そのような気持ちでコミュニケーションをしているとしたら、それはしっかり言葉の端々から伝わります。
自分だけが可愛い。
そのようなコミュニケーションは、魅力がないだけでなく、とても幼く、自分勝手な印象を与えるのです。
もし、少しでも、自分にその傾向があると感じたら。。。
必要なのは、あとひとさじの想像力です。
あなたの言動や態度が与えるインパクトを、お相手の立場にたって考える想像力。
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痛みの感じ方による相性
自分の痛みの感じ方
人の痛みの感じ方
この強弱によって、相性も色々です。
ご夫婦や、恋人に限らず、友人関係、上司と部下。。。
様々な場面で、同様のことが言えます。
さて、あなたと大切な人は、どのタイプでしょうか。
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共に、相手の痛みを感じるタイプ
お互いに、人の痛みを感じられる場合。
お相手の表情から、今の気持ちを推し量ったり、自分の言葉の感じ方を想像したり。。。
お互いに思いやることができるかもしれませんね。
温かい、優しい関係がつくれそうです。
ただ、あまりにお相手のことばかり気にしすぎて、自分を抑えすぎていると、幸せな気持ちを感じづらくなるかもしれません。
また、お相手の本当の痛みは、ご本人にしかわからないもの。
「こんなこと言ったらいやかな。」
「これは避けたいだろうな。」
と想像することも大切ですが、直接言葉にしてい言ってみたり、聞いてみたり。。。
お相手を察することのできる関係だからこと、率直に何でも言い合える関係性とつくっておく必要がありますね。
お相手の痛みを感じる人と感じない人
次に、お相手の痛みに敏感なAさんと、感じづらいBさんの組み合わせ。
これは、お相手の痛みに敏感なAさんがちょっと苦労しそうですね。
人の痛みを感じづらいBさんが、さらに、自分の痛みには敏感だった場合。。。
様々な意思決定が、Bさんの思う方向で進んでいく可能性があります。
それでも、お相手が望むならと、Aさんは我慢を重ねる可能性も。
Aさんは、ストレスがたまってしまそうですね。
もし、このような傾向を感じられたら、Aさんは、もう少し自分の気持ちに率直に。
Bさんは、時には意識的に一歩ひいてみる思いやりを。
そんなことを少しづつ意識したら、お互いの理解が深まりますね。
お互いに、お相手の痛みを感じない場合
お互いに、どちらかというと、人の痛みよりも自分の痛みや楽しみを重視する二人の場合。
それぞれが自由に、束縛することなく、自分の楽しみを追求していくにはよいかもしれませんね。
そう、楽しい時はよいのです。
それが、何か辛い事、困ったことがあった場合。
どちらかが抱える想いを、察すること、理解すること、思いやることができるか。。。
関係性の真価が問われるときですね。
日頃気づいていないことにも、より目を向けるように意識して。
お相手の気持ちを理解しようとつとめて。
そうすれば、楽しい時も、辛い時も、一緒にいることに価値があると思える相性になっていきます。
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心の拠り所に両輪があれば
何かあったときの、心の拠り所。
それは、自分自身であることは間違いありません。
でも、もうひとつ。
心の拠り所があったら。。。
それは、素晴らしいことですね。
右と、左と、両輪があれば、ガタガタ道でもわたっていけそうです。
それは、パートナーであったり、友人であったり、仕事仲間であったり。。。
様々でしょう。
でも、両輪となるには、お相手の大きさや、形や、速度や、調子や、色々と察する必要があるのです。
そうやってお互いを思いやってはじめて両輪になれる。
そのためには、
自分はどうかな?辛くないかな?
だけでなく、
お相手は、どうかな?辛くないかな?
を観察し、考えて、お相手と歩調をあわせていかなければなりません。
私が人間関係について語るのは、おこがましいですが、苦々しい経験を重ね、多くの方のお話をうかがう中で見えてきたことなのです。
自分の痛み、お相手の痛み。
そして、自分の楽しみ、お相手の楽しみ。
それらを、繊細に思いやることで、信頼感が生まれ、幸せ感が生まれ、絆が生まれるのだと思います。
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結婚式でも唱和してほしいくらい。
私達は、永遠に、お相手の痛み、喜びを繊細に感じ、共有しますと。
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
そのような神父の言葉を守るためには、お相手の痛みや喜びを、我がことのように<感じる力>が必須なのだと思うのです。
私の打撲した顔面は、しばらく続きそうです。
こんな時、切実に心の拠り所の両輪が必要なのだなと思います。
お互いに思いやり、助け合い、許し合うことのできる両輪が。
よいことばかりでない日々を乗り越えていくための両輪が。
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