春から始めるセルフプロモーション

温かな日差しに、桜の花びらも膨らんで、すっかり春の陽気になりましたね。
そこここで見られる、卒業、進級の子供たちの表情に、私たち大人も、ちょっと気分を新たなにスタートしたい気持ちになったり。
春から、また一歩をすすめたい人に大切にしてほしいのは、やはり【私らしさ】。
私が大切にしてるもの
私が実現したいこと
私が残していきたいもの
貢献したい私の能力と魅力
。。。。。。
でも、一人で考えていると、なんだかフワッとしていて、自分の【私らしさ】を見失いがち。
また、これだ!と思っても、それをどのように表現していったらよいか迷うこともありますね。

目次

私というアート作品

<私らしさ>を仕上げていくのは、人生をどのように描くかを考える作業です。
どのように描くかは自由。
生き方も、働き方も多様になった今、その描き方はアートのように、個性豊かで様々であっていいのだと思います。

今の自分、そしてこれからの自分を考えるのは、私というアート作品を仕上げていく過程のよう。
心地よい色、心地よい音、心地よい香り、心地よい手触り、心地よい味?
五感をフル活動させて、私が幸せになるカタチを創造していきたいですね。

私というアートを知ってもらう

私というアートを描く毎日。
こんな思い入れがあって、こんなところが魅力で、きっとこんな風にあなたにとってプラスになる。。。
そんな私というアートを、次は、<伝える>という作業が必要 になってきます。
その素晴らしさを<伝える>ことで、人生が豊かになったり、キャリアップしたり、ビジネスが展開したり。
でも、伝えるのは<アート>なので、微妙な色合いや、こだわりや、感性を、丁寧に的確に伝えていくことが大切です。
あなたというアートを売ってくれる画商がいればよいのですが、まずは、自分でアピールしていくことが必要ですね。
そこで、大切なのが、【セルフプロモーション】なのです。

私が私のプロデューサー

知ってもらうために必要な<セルフプロモーション>。
私自身を、どのような言葉で、どのような見た目で、どのような話し方で、表現するか。
また、どのような場で、伝えていくか。
自分が自分のプロデューサーとなり、企画し、表現していくことになります。
そこには、表現のコンセプトであったり、テーマカラーであったり、ビジュアルイメージであったりと、ブランディングをしていく必要があるのです。
難しく考えず、トライ&エラーを繰り返しながら、日々楽しんで自分のプロデュースをしてみたいですね。
でも、ビジネスなど目的がある場合は、より計画的に行う必要がありそうです。

アーティスト プロデューサー 経営者 3つの顔を持とう 

<これからは、一人一人が「自分株式会社」のCEOとして、どの分野で何を達成するかを決めて実行するだけでなく、自分の市場価値の最大化にむけて積極的に発信し、理解者や賛同者を増やしていかなければなりません。>
自分広報力 イースト・プレス 金山亮著

この文章を読んだとき、ハッとしました。

セルフプロデュースはとても大切。
でも、それが、誰に、どのような影響を与えたいか、またそれが、自分の市場価値を高めるものなのかを、しっかり考えプランすることが必要なのだと。

さらに、「自分広報力」ではこのように綴られています。

<通常企業価値とは、その企業が将来にわたって生み出すキャシュフローの現在価値と説明されます。自分株式会社の時価総額を最大限にするのがCEOであるあなたの目的だとすると、足元の仕事の評価もさることながら、今後の成長ポテンシャルの方こそ、少しでも高く評価されることが重要なのです。>

セルフプロデュースは、
「私はこうなりたい」「こうありたい」をベースにしながらも、その価値を最大にするためには、場と対象を想定し、自分の存在の「意味」や「価値」を的確に伝えることが大切なのだと。
そして、それは「期待感」を伴うことが必要だと。

これからの、「私らしさ」の表現には、
自分の個性を活かし、自由にクリエイトするアーティストの面と
それを魅力的に効果的に伝えるプロデューサーの面と
市場状況を的確にとらえ、タイミングと表現方法を厳選できる経営者の面
この3つの顔が必要なのですね。

私というアート作品を、最高値で評価してもらうために。
あるいは、伝えたいことを伝えたい相手に届けるために。
将来にわたって、楽しく私という創作活動を続けるためにも。

3つの顏を意識していきたいですね。

自分のトリセツを持って

3つの顏といっても、簡単にはできないですよね。
臨機応変に自分をプロデュースするなんて、どうすればできるのでしょう。

まずは、小さなステップからはじめませんか。
私らしさを知り、言語化し、活躍の場を想定し、ニーズを把握する。
その上で、効果的な表現方法を考えていきます。

しっかりした自分のトリセツがあれば、どのような場でも応用して表現することができるようになります。

ブランディングブックをつくろう

私たちは、Rashisaゼミというブランディングのゼミを運営しています。
その名前のとおり、そこで探究していくのは【私らしさ】
そこでは、受講される方々に<ブランディングブック>を仕上げていただきます。
それが、私たちがつくる「自分のトリセツ」です。

ブランディングブックの内容は
■理想のライフスタイル 生き方働き方
■人生のコンセプト
■プロフィール
■プルフィール写真
■お似合いになる色 スタイリング 
■ビジュアルイメージのモデル
■理想に近づくためのアクションプラン
■話し方など表現力のポイント

さらにビジネスをされている方は
■ビジョン ミッション バリュー 
■キャッチコピー
■コンテンツの説明文
■サービスのテーマカラーとトーン&マナー
※トーン&マナーは、デザインの方向性です。
■ビジネスのスケジュール

このブランディングブックは、日々の行動や、決断の指針になっていきます。
そして、ここをゴールに決めて、可視化していることで、少しづつ、理想の方向に近づいていくことができるのです。

自分をみつめなおし、未来を言葉にするのは、ワクワクしながらも大変な作業。
でも、皆でつくることで、新たな発見があったり、可能性を見出したり。
そうやって仕上げていくうちに、自分の人生により期待したい気持ちが高まっていきます。

そして、人生のチャンスが訪れたとき。
最高の自分を表現することができるように。

チャンスを前にドギマギしないように、自分を「伝えられるカタチ」にして用意しておくのです。
そこから、プロデューサーとしての能力、自分株式会社のCEOとしての能力を少しづつ磨いていきたいですね。

Rashisaゼミの詳細はこちらをクリック
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この記事を書いた人

藤崎 晶子のアバター 藤崎 晶子 ブランディングコンサルタント・セカンドキャリアコーチ・国家資格キャリアコンサルタント

食品、外食、化粧品のブランドマネージャーを経て、2001年より独立。オリジナルメソッドで、イメージコンサルタント養成、独立起業ブランディング、また、企業研修、講演などをおこなう。
多忙な中での高齢出産後、自身のブランディングに迷い、体調まで崩すことを経験。どのような時でも、「その時の自分」を真摯に見つめ認め、「持てる経験を価値にするブランディング」の大切さを痛感する。2020年よりコーチング、ブランディングの仕事を本格化。
現在は、セカンドキャリアのサポート、あいづち道場の主宰、ブランディング×キャリアデザインで、組織・サービス・人の【らしさを言葉に形に】することをサポートしています。

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